2014年08月29日

たかの友梨ビューティクリニックの働き方と私たちが望んでいること

 たかの友梨ビューティクリニックの高野友梨社長による、私たちエステユニオンのメンバーに対する圧迫的行為が話題を呼んでいます。

 この事件ばかりが注目されてしまいいますが、私たちの願いは、働きやすいエステ業界をつくることです。8月29日と9月1日にはエステ業界の無料労働相談ホットラインを実施します。
 
 この機会に改めて、エステ業界、とくにたかの友梨ビューティクリニックがどんな働き方なのか、それに対して私たちがどんな働き方を願っているのかをご紹介したいと思います(すでに「たかの友梨ビューティクリニック編 ―私たちの働き方と私たちの願い―」という記事でも述べている内容ですが、改めて掲載したいと思います)。

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 私たちはいま、スタッフの働き方について、たかの友梨ビューティクリニックと話し合いをしています。
 私たちの職場では、様々な労働問題があり、長く働き続けることができない状況になっているためです。今回は、みなさんに私たちの会社で起きている問題について、お伝えできたらと思います。

□私たちの働き方
・働く時間が長すぎる
 たかの友梨ビューティクリニックの多くのサロンで、従業員は朝9時過ぎに出勤し、夜22時前後まで働くといった長時間が、常態化しています 。拘束時間は、13時間近くにもなり、十分な休息が取れません。月末には、23時、24時まで働くこともあり、終電を逃してタクシーで帰宅することもあります。その際、タクシー代は自腹です。さらに、こうした長時間残業の大半は、残業代未払いの状態になっています 。

・休憩時間が取れない
 こうした長時間労働にもかかわらず、休憩時間をほとんど取れないことも頻繁にあります。休憩時間を予め定めることをせずに、お客様の予約を入れていくために、休憩時間が無くなってしまうのです。仕事をしながら立ったままでお昼ご飯を食べるといったこともよくあることです。休憩や食事をきちんと取れずに、長時間働くことは、精神的にも肉体的にも大きな負担になっています。

・休みを取らせてくれない
 会社所定の月9日間の休みのうち、実際に休めるのは月7〜8日です。休日に出勤しても、休日手当の支払いもありません。さらに、有給休暇も取らせてもらえません 。10年近く働いてきた従業員でも、一度も有給休暇を取得したことがないといいます。

・ノルマと自腹購入とサービス出勤
 売上げ目標(ノルマ)が個人や店舗に課せられており、それを達成できないと、諸手当や賞与に響きますし、異動の対象や追加研修(有償)の対象となります。こうした売上げ目標と上司からの圧力により、自腹購入(売り上げが足りなかった場合に、自腹で不足分を購入すること)やサービス出勤を強いられています。自爆営業は、数十万円の美容器材の購入など、ローンを組むような多額の出費になることもあります。また、サービス出勤により11連勤をすることになったなどという方もいます。

・新人が次々に辞めていく
 こうした働き方ですと当然ですが、新人が職場に定着しません。新卒で入社した多くの若者が入社後、3年以内に離職してしまいます。離職率は公表されていませんが、1年以内の離職率は、エステティシャンの場合、3割近いと思われます。

・異動命令が急すぎる
 エステティシャン(20〜30代の女性がほとんど)は、全国転勤の契約となっており、千葉→仙台、東京→大阪、仙台→東京など、遠隔地への異動命令があります。こうした異動命令の中には、数日後に、東京から関西地方へ異動を命じるような急な異動命令もあります。そのため、結婚生活や育児・介護との両立がとても難しくなってしまいます。

・産前産後休業・育児休業の取得を妨げられる
 こうした厳しい働き方をこなして、好きな仕事を続けていくと、妊娠・出産を迎える方もいます。ですが、会社はこうした社員に対しても、産前産後休業や育児休業の取得を妨げようとします。「フルタイムの正社員で復帰することが、産休を取得する条件。」「パートにならないか。」「一旦辞めて、再雇用でもよいのではないか。」「育児休業の終了後には、今働いている店舗には復帰できない。」などと説明されたという声が複数人からあがっています。

□私たちの願い
 それは、「ずっと働き続けたい!と多くのスタッフが思える職場環境を作りたい!」ということです。業界のパイオニアである、たかの友梨ビューティクリニックには、「業界No.1の女性が働きたい企業になってほしい」と、心の底から願っています。
 そのために、残業時間を減らして、休日・休憩をきちんと取り、出産や育児にも配慮できる余裕のある働き方を実現していきたいと思っています。
 多くの女性を幸せにするエステティシャン自身が幸せになれる会社を目指して、私たちエステ・ユニオンは会社と今後も話し合いを続けていきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

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posted by エステ・ユニオン at 17:14 | Comment(3) | 当ユニオンの見解