2014年09月08日

シンポジウム「ブラック企業時代の「マタハラ」を考える」にてエステ・ユニオンの事例を報告します!

 9月23日にエステ・ユニオンとブラック企業対策プロジェクトの共催でマタハラに関するシンポジウムを開催します!当日は、私たちのところに寄せられているマタハラの実態を報告し、マタハラの背景やブラック企業との関連について議論する予定です。

■シンポジウム詳細
タイトル:ブラック企業時代の「マタハラ」を考える 女性労働の現状と課題
日時:2014年9月23日(火) 14:00〜16:45(開場13:30)
場所:YMCA アジア青少年センター 9階 国際ホール
東京都千代田区猿楽町 2 - 5 – 5
http://www.ymcajapan.org/ayc/hotel/jp/access-access.html
主催:エステ・ユニオン(ブラック企業対策ユニオン・エステ支部)
ブラック企業対策プロジェクト
参加費500円(学生・求職者は無料)、予約不要

9月23日シンポジウム写真_03.jpg

 妊娠・出産を理由に退職を促されたり、嫌がらせなどの不利益な扱いを受ける「マタニティハラスメント(マタハラ)」が大きな問題となっています。2013年に連合非正規労働センターが行った調査では、マタハラの被害にあった女性は調査対象者の25.6%、そのうち相談できずに泣き寝入りした人は45.7%にも上ることが明らかになっています。
 政府は女性の活躍の推進に積極的に取り組もうとしていますが、多くの女性が働き続けたい・働き続ける必要がある現在、マタハラを放置していては、女性が活躍できる社会は実現できません。
 当日は、マタハラNetのメンバーが受けたマタハラの体験(妊娠中に無理な勤務を続けて流産を経験し会社に勤務状況の改善を訴えたところ退職を促された、子どもを保育園に預け復帰しようとしたら「社長の気が変わった」と解雇された)や、「たかの友梨ビューティクリニック」における休憩や休みが取れない労働環境と妊娠・育児休暇の取得を妨げられる問題など、現場からの事例報告を行います。
 また、山川菊栄賞を受賞した『働く女性とマタニティ・ハラスメント』著者の杉浦浩美先生にマタハラの基本的な理解についてご講演いただき、次いで女性労働問題の専門家である竹信三恵子先生に職場のマタハラの類型とその変遷についてご講演いただきます。最後に、パネルディスカッションではブラック企業におけるマタハラの実態とその背景について意見交換を行います。

■タイムテーブル

13:30 開場
14:00 開始 主催挨拶
14:05 講演@「マタニティ・ハラスメント」とはどのような問題なのか
    杉浦浩美先生(立教大学社会福祉研究所特任研究員) 
14:35 講演Aマタハラの実態とその類型
    竹信三恵子先生(和光大学教授) 
15:05 現場からの報告@  マタハラの実態報告
    代表:小酒部さやか(マタハラNet)
15:25 現場からの報告A 「たかの友梨」の労働実態
    鈴木絢子弁護士(ブラック企業対策弁護団)
15:45 休憩
15:55 パネルディスカッション ブラック企業時代の「マタハラ」を考える
16:30 質疑応答
16:45 終了    


■主催団体紹介
〇エステ・ユニオン(ブラック企業対策ユニオン・エステ支部) http://esthe-union.com/
エステ・ユニオンは、エステ業界で働く人が集まって、長時間労働、有休がとれない、産休・育休が取れなくて会社を続けられないなどのエステ業界全体の問題に取り組んでいます。

〇ブラック企業対策プロジェクト http://bktp.org/
 ブラック企業によって若者が使い潰されることのない社会を実現するために、各分野の専門家が力を合わせて発足したプロジェクトです。ブラック企業による被害の実態についての調査および報告、被害者の法的権利実現のための政策提言、ブラック企業の具体的な見分け方や対処方法の発信を行う事によって、日本社会からブラック企業をなくすことを目指します。

■ゲスト団体紹介
〇マタハラNet http://mataharanet.blogspot.jp/
安心して妊娠、出産、子育てしながら働き続けられる社会の実現を目指し、@マタニティハラスメントに対処するための情報を提供し被害者の取れる選択肢を示すこと、A体験を共有することで被害者の悩みを少しでも軽くすることを目的にマタハラの当事者自身が立ち上げた団体です。
9月30日まで、女性活躍推進新法にマタハラ防止のための一文を明記することを求めるWeb署名を行っています。
※(9月13日追記)署名期間を延長し、9月24日に政府審議会に提出する予定です。

■連絡先 ご質問等ございましたら下記連絡先までご連絡お願い申し上げます。
TEL:03-6673-2261
FAX:03-6845-3255
Email:admin(アット)bktp.org

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posted by エステ・ユニオン at 17:36 | Comment(0) | イベントのご案内

たかの友梨ビューティクリニック((株)不二ビューティ)へ、公開要望書を提出しました。

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 私たちエステ・ユニオンは、たかの友梨ビューティクリニック(株式会社不二ビューティ)に対し、「労働基準法を遵守する」こと、「公益通報者への不利益な取り扱いをしない」ことを約束・宣言するよう求める公開要望書と、その趣旨に賛同する署名(約13,000筆)を提出しました。

・これまでの経緯
 たかの友梨ビューティクリニックは、8月5日に仙台労働基準監督署から是正勧告と行政指導を受けています。(産経新聞「たかの友梨仙台店に勧告、残業代めぐり労基署」)たかの友梨ビューティクリニックは、「(労働基準監督署からの)勧告を真摯に受け止め、適正な労使関係の確立に取り組む」と発表しておきながら、一方で8月21日に仙台店のスタッフ全員を集めて、代表取締役である野友梨氏自らが「労働基準法にぴったりそろったら、(会社は)絶対成り立たない」「つぶれるよ、うち。それで困らない?」「法律どおりにやったらサービス業は上昇しない」などと発言していることがわかっています(朝日新聞「「組合活動、社長が圧力」 「たかの友梨」巡り申し立て」)。表向きは真摯に受け止め改善すると述べながら、社内では労働基準法違反について開き直り、正当化していたのです。
 また、野友梨氏は、労働基準監督署への公益通報者の面前で、管理職に「勤勉で心あると思っていた社員が、いきなり会社誹謗(ひぼう)の反旗を掲げる」などと書いた文章を読み上げさせるなどの圧迫的行為に及びました。2時間半にわたり断続的に圧迫行為を受けた従業員(公益通報者)は「恐怖でしかなかった。会社には間違えていることを改善して欲しいと言ってきたのに、非難された。ほかの組合員や従業員にも恐怖を与えているので、社長には謝罪してもらいたい」と話しています。(朝日新聞「「たかの友梨社長、組合活動に圧力」 従業員ら申し立て」)。

 たかの友梨ビューティクリニックのこうした対応には、多くの従業員の方、消費者の方、一般の方から不安の声が寄せられています。そこで、たかの友梨ビューティクリニックに対し、そうした不安を少しでも取り除くために、「労働基準法を守ると宣言する」こと、「公益通報者への不利益な取り扱いをしない」ことの二点を約束・宣言するよう求めることにしました。

・公開要望書の提出
 私たちエステ・ユニオンは、こうした公開要望書の趣旨を鑑みて、たかの友梨ビューティクリニックに対し、直接顔を合わせて要望書について説明をし、提出したいという旨をお伝えしました。
 ところが、提出日の9月5日に本社ビルを訪ねたところ、受付にはたかの友梨ビューティクリニックの従業員の方は誰もおらず、警備員の方が受付で「要望書を預かります」と伝えてきました。私たちは、今回の要望書の趣旨を説明し、担当の方に取り次ぐようお願いしましたが、「こちらで預かってくれと(たかの友梨ビューティクリニックから)言われているので、それ以外の対応はできません。」とのことでした。
 そこで、私たちは労働組合との交渉窓口となっている方(取締役)が長を務める部署に電話をしましたが、「担当者は不在です。(こちらの部署が取り扱っている内容とは異なるため)こうした問い合わせは迷惑です。」と言われ、電話を切られてしまいました。問い合わせ先が異なるとのことだったので、どこの部署に問い合わせたらよいかを電話で尋ねたところ、「詳しいことはわかりかねます。」と言われ、また電話を切られてしまいました。

 こうした対応が続いたため、私たちは仕方なく警備員の方に要望書を渡し、たかの友梨ビューティクリニックから受領書をいただくという形になりました。本来でしたら、直接本社の方に、要望書の趣旨をご説明差し上げ、約13,000人の方の署名(とその思い)をお届けしたかったので、とても残念な気持ちになりました。

 帰り際には、本社の社員が1階に降りてきて、いきなりipadで数回にわたり、私たち組合員を無断で撮影してきました。もちろん、その場で抗議をして、写真は消していただきましたが(その社員によれば、自分は1階のレイアウト担当であり、受付にある絵画や造花を撮影しようとしたところ、偶然組合員が写り込んだという説明でした)、受付に来られる社員の方がいるにもかかわらず、なぜ警備員の方の受け取りに固執するのか理解できませんでした。

 今回の申し入れの際の対応は、このように誠実とは言い難いものではありましたが、公開要望書の趣旨や、約13,000人の方が署名し賛同しているということを踏まえ、今後「労働基準法を守ると宣言する」こと、「公益通報者への不利益な取り扱いをしない」ことを、たかの友梨ビューティクリニックが約束・宣言してくださることを私たちは期待しています。

 回答期限は9月11日(木)です。多くの方から更なるご支援を賜ることで、たかの友梨ビューティクリニックが、今回多くの方の不安を解消できるだけの誠意ある回答をしてくださることを私たちは望んでいます。

・公開要望書の提出に関するメディア報道
朝日新聞「「たかの友梨」に労基法順守の要望書 対策ユニオン
NHK「残業代未払い 労組が法令順守を要望

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