2017年06月20日

一般社団法人「日本エステティック協会」と労働環境改善に向けた話し合いをしています!


◆日本エステティック協会とは?
 一般社団法人「日本エステティック協会」(https://ajesthe.jp/)は、1972年に設立された、エステティック業界における歴史ある業界団体です。2014年4月末現在、個人会員約14,000名(99.5%がエステティシャン)、法人会員約130社、認定校約145校が協会に登録しています。綱領には、「私たちは、業界の健全な発展を追求するとともに、公明正大なルールを確立して自らの協会を運営する。」とあります。
 しかし、現在、エステ・ユニオンへ日本エステティック協会で働いていた元従業員の方が加入をされ、労働環境改善の団体交渉(話し合い)をしています。また、労働基準監督署からも協会へは「労働時間を適切に把握していない点」について行政指導が出されていますが、その後もユニオンへ不誠実な交渉を続けています。Aさんの労働環境には、以下のような問題がありました。

◆日本エステティック協会の労働問題
@労働時間を30分単位で切り捨て計算している
 日本エステティック協会では、賃金を30分単位の切り捨て計算をしており、タイムカードの打刻時間で賃金を支払っていませんでした。その点について、在職中からAさんは改善に向けた指摘をしてきましたが、協会はそれを改善しませんでした。

A早出・残業に対する賃金が適切に支払われない
 @と関わりますが、定時前の早出出勤、定時後の残業に対して、「1分単位」で計算して賃金を支払っていない状況でした。

◆労働基準監督署からの是正指導(行政指導)
 労働基準監督署は、協会の「労働時間を適切に把握していない」点について、是正指導をしました。しかし、協会はユニオンに対して、タイムカードはあくまで出欠確認をする「出勤簿」の意味しかなく、労働時間を管理するものではないため、打刻時間通りに計算をして残業代を支払うことはしないという主張しています。しかし、当然Aさんはタイムカードは労働時間を管理するものと認識しており、出退勤時に打刻していました。
 エステ・ユニオンでは、労働時間管理方法の改善や30分切り捨て計算の差額分を請求していますが、協会とは現在主張が平行線になってしまっています。労働基準監督署も労働時間を適切に把握していなかったことについては指導を出しているのですから、非を認めて過去の支払いや今後の改善に真摯に取り組んでほしいです。それが歴史ある業界団体の果たすべき役割ではないでしょうか。

◆ちょっとした疑問からご相談をお寄せください!

 みなさんのサロンでも同じような問題はありませんか?少しでも働いていて「おかしいな」と感じるところがありましたら、この機会にご相談や情報提供をいただけましたら幸いです。在職中に改善することはもちろん、在職中から証拠の集め方などを相談しておいて、退職の際や退職後に会社に対して請求することも可能です。ちょっとした疑問から相談をお受けしていますので、ご検討ください。

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posted by エステ・ユニオン at 11:42 | 活動報告

2017年06月19日

「エステティックサロンさくら」との交渉報告C会社の不誠実な対応に対して抗議行動をしました!

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◆目黒の本社及びサロン周辺で宣伝活動を行いました!
 私たちエステ・ユニオンと「エステティックサロンさくら」(http://www.e-sakura.co.jp/index.html)は昨年の秋から労働環境改善に向けた団体交渉を続けてきましたが、会社はユニオンとの約束を破る、労働基準監督署からの指導に従わないなどの不誠実な対応を続けています。そのため、この度、目黒にある本社及びサロン周辺で会社の違法行為や不誠実な対応をまとめたチラシ(※上の画像参照)を配布したり、ポスティングをするなどの宣伝活動をユニオンメンバーで行いました!
 
 労働組合(ユニオン)には、「団体行動権」という権利が法律で認められており、会社の問題を社会的に宣伝することが合法的にできます。今後も「エステティックサロンさくら」がユニオン及び労働基準監督署に対して誠実な対応をするまで、様々な宣伝活動を継続していきたいと思います!

IMG_4572.JPG(目黒の本社兼サロン)

 これまでの「エステティックサロンさくら」との交渉の経緯は以下をご参照ください。

◆これまでの経緯 
 これまで、「エステティックサロンさくら」の退職者2名とエステ・ユニオンは、長時間労働、賃金不払い、求人詐欺等の問題について会社と話し合いをしてきました。その過程では、36協定を結んでいない、残業代を払っていないなどの会社の労働基準法違反が確認されたため、労働基準監督署から是正勧告(行政指導)も出ています。
【参照】「エステティックサロンさくら」は求人詐欺をやめてください! 残業代不払いで労基署から是正勧告も

 しかし、会社はユニオンに対する回答期限を理由なく一方的に引き延ばしてきたり、さらには労働基準監督署に対しても回答も引き延ばす・指導に従わない・不十分な改善報告を繰り返すといった不誠実な対応を続けてきました。
【参照】「エステティックサロンさくら」との交渉報告A〜会社は元従業員の訴えに誠実に対応してください!〜

 そうした中、労働基準監督署からの是正勧告後も会社が違法な労働環境を改善しないため、在職のエステティシャン4名がエステ・ユニオンに追加加入しました。この会社は2店舗を運営していますが、1つの店舗のエステティシャン全員がユニオンに加入し、労働環境改善を求めています。
【参照】「エステティックサロンさくら」との交渉報告B〜1店舗の全エステティシャンがユニオンに加入し、労働環境改善を求めていきます!

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2017年05月29日

5/28(日)の朝日新聞朝刊にエステ・ユニオン組合員の求人詐欺問題が掲載されました。

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5/28(日)の朝日新聞朝刊にエステ・ユニオン組合員の求人詐欺問題が掲載されました。
エステ業界では、求人内容と実際の労働条件が異なる、「求人詐欺」が広がっています。求人詐欺はブラック企業が実際の労働条件を明示すると人が集まらないため行うものです。今働いている会社が求人詐欺を行っていた場合は、ブラック企業の可能性がありますので、是非一度エステ・ユニオンまでご相談ください。

記事の中の会社の言い分には異議がありますが、まずはエステ・ユニオン組合員の問題が掲載された箇所について転載します。

■「求人詐欺」食い違う条件

 東京の私大を卒業し、エステ店を展開する都内の企業に就職した20代の女性は精神疾患を発症し、昨年10月に休職に追い込まれた。女性側の説明はこうだ。

 「基本給20万円プラス各種手当」「1年目の平均月給は25万円」。大手の就活サイトにこんな情報が載っていた。志望していた美容業界の中では「給料が高い方だ」と思い求人に応募。昨年4月、顔のマッサージなどの施術をする正社員として採用された。だが、入社式後に示された書面に書かれていた実際の待遇は「基本給15万1千円」。時給に換算すると908円。東京都の昨年9月までの最低賃金とほぼ同じ水準だった。

 3カ月の研修を終え、都内の店で本格的に仕事が始まった。普段は午前10時に出勤し、お客のカルテの確認や清掃などの準備にかかる。午後1時の開店から9時の閉店まで施術を繰り返す。予約がびっしり入った日は8人に施術し、まとまった休憩時間が取れない日も多かった。1人あたり15分ほど自動の機械で施術する時間帯があり、この間にスタッフルームで昼食の仕出し弁当をかきこんだ。

 閉店後も書類作成に追われ、退勤は11時ごろ。「過労死ライン」とされる月80時間ほどの残業が続いたという。いくら残業しても、支払われるのは月4万9千円の固定残業代だけ。就活サイトの情報とまるで違う内容に「ハテナ、ハテナが頭の中に浮かんだのですが……」。税や社会保険料、4万5千円の寮費などが差し引かれた後の手取りは大抵月12万円余り。それでも辞めようとは思わなかった。

 「辞めても別の会社が採ってくれるのかと心配で」休日も友人に会う気力はなく、引きこもりがちになった。医者にかかると、「3カ月は休んだ方がいい」と言われ、診断書をもらった。その翌日から休職に入り、実家に戻った。

 エステ業界の働き手が個人で加入する労働組合、エステ・ユニオンの事務局の佐藤学さんは「実際と異なる労働条件を示して社員を集める典型的な『求人詐欺』だ。固定残業代についても前提となる残業時間を働き手に明示していないと認識しており、違法の疑いがある」と訴える。

 会社の代表者は取材に対し、「ネット上の求人情報の過去のデータは保存しておらず確認していないが、実際の給与額は採用時の個人面接などで説明した。固定残業代の前提となる労働時間数は、雇用契約書や就業規則に明記している」などと説明し、主張は食い違う。女性は同ユニオンの支援を受けながら、未払い賃金の支給などを求めて交渉を続けている。

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2017年05月15日

フィットネススパ「スイート・ピア」に労基署から是正勧告 残業代不払い、賠償予定の禁止違反など

 先日お伝えしたフィットネススパ「スイート・ピア」の労働問題について(詳細はこちらを参照)、さいたま労働基準監督署から会社に対して是正勧告(行政指導)が出ましたので、報告いたします。

◆是正勧告の内容
@労働基準法37条 時間外の割増賃金
 時間外労働(残業)に対する残業代が未払いとなっていました。

A労働基準法16条 賠償予定の禁止
 スイート・ピアでは従業員に対して、「従業員が退職ルール(※)を守らなかった場合は、研修期間の消耗品代15万円を支払う」という内容の合意をさせていました。しかし、このように事前に一律で賠償額を決めることは違法であると労基署から明確に指摘がされました。
※「退職を希望する3ヶ月以上前に退職の申請を行い、(中略)退職日を確定させるものとする」

B労働基準法40条 労働時間
 労働者に時間外労働をさせるには会社と労働者との間で「36協定」を結ばなければいけませんが、スイート・ピアでは36協定がないまま従業員に違法残業をさせていました。

 このほか、以下の点について「指導票」が出されました。これは、違反があったと断定はできないが、違反の疑いがあり指導が必要であると判断された場合に出されるものです。

・休憩時間
 労働基準法34条より、使用者は、1日の労働時間が6時間を超えるときは45分以上、8時間を超えるときは1時間以上の休憩を労働者に与えなければいけません。

・労働時間の適正把握
 使用者は、労働時間数、時間外労働時間数、休日労働時間数、深夜労働時間数などを適切に把握することが求められています。

◆会社はしっかりと改善をしてください!
 今回、労基署から明確に会社の労基法違反について指摘がされました。会社と会社の代理人弁護士はユニオンとの団体交渉で「違約金の支払い合意は適法」と主張していましたが、そもそも労基法16条の文言からも違法は明らかでした。是正勧告を受けたことを機に、会社が真摯に改善に取り組むことを期待したいです。

◆みなさんのサロンでも同じような問題はありませんか?
 残業代が支払われない、休憩が取れない、辞めると違約金を支払わないといけない、というような問題はありませんか? 働いていて少しでも「おかしいな」と感じるところがありましたら、お気軽にエステ・ユニオンにご相談ください。相談無料、秘密厳守です。

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2017年05月10日

ベルルミエールへ労働基準監督署から是正勧告が出ました!

◆労働環境改善に向けた話し合いを継続しています
 ベルルミエール(http://www.belle-lumiere.jp/)は、従業員数150名ほどの中規模エステ企業です。設立から今年で13年の新興企業であり、全国で約30店舗、海外にも4店舗を展開しています。
 現在、エステ・ユニオンには全国のベルルミエールで働く従業員・元従業員から相談が寄せられ、会社と労働環境改善の団体交渉(話し合い)をしています。ベルルミエールで働いていたAさんの労働環境には、求人の不適切表示、長時間労働、所定の休憩を取れない日があった、残業代不払い、最低賃金割れなどの問題がありました(http://esthe-union.sblo.jp/article/179411600.html)。

◆ベルルミエールへ是正勧告(行政指導)が出ました!
Aさんは関西の店舗で働いていましたが、最寄りの労働基準監督署へ通報をしたところ、以下のような是正勧告が出ました。

(1)労働基準法32条(労働時間)違反
 Aさんは、最も多い月で、労働災害の認定基準(通称:過労死ライン)である月80時間を超える、月100時間近い残業を強いられていました。しかし、会社が労働基準監督署へ出している残業時間の上限を定めた届け出は、それよりもはるかに短い時間を設定していました。つまり、会社は、労働基準監督署への届け出よりもはるかに長い時間、違法な残業をAさんにさせていたということです。

(2)労働基準法37条(残業代不払い)違反
  定時前の早出出勤、休憩時間の労働、定時後の残業、に対して、一部、労働時間管理の設定に誤りがあり、不払い賃金が生じていました。

(3)最低賃金法4条違反
  Aさんは、最低賃金割れの賃金で働いた月がありました。

◆過去にも労働基準監督署から是正勧告を受けています
 ベルルミエールは、2014年にも茨城県の店舗で残業代不払い(労働基準法37条違反)について、労働基準監督署から是正勧告を受けています(http://esthe-union.sblo.jp/article/105692150.html)。しかし、結局、それは真摯に受け止められず、全社的な改善がなされないままに、他の店舗では違法な残業代不払いが生じていました。今回の新たな是正勧告を期に、全社的に長時間労働や残業代不払いを改善していってもらえるよう、エステ・ユニオンは求めています。

◆ちょっとした疑問からご相談をお寄せください!
 みなさんのサロンでも同じような問題はありませんか?少しでも働いていて「おかしいな」と感じるところがありましたら、この機会にご相談や情報提供をいただけましたら幸いです。在職中に改善することはもちろん、在職中から証拠の集め方などを相談しておいて、退職の際や退職後に会社に対して請求することも可能です。ちょっとした疑問から相談をお受けしていますので、ご検討ください。

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